意外と簡単!?食品等輸入届の手続き3ステップ
食品等輸入届とは
引用:厚生労働省HP
厚生労働省が管轄しており、販売又は営業上使用する食品等を輸入するには許可が義務付けられています。もう一度言います。
「義務」です。
食品を扱っていない人でも他人事とは思ってはいけません。
厳密には「食品等」と表記されており水筒、おしゃぶり、対象年齢6歳以下の玩具、調理器具など口に含まれる可能性のある商品は全て該当します。
輸入実績のない人は引っかかりにくいですが、いずれ税関に止められますので長期的にAmazon欧米輸入していきたい人は目先の利益ではなく真っ当に法律と向き合うべきです。
当たり前のことをしないと痛い目をみますよ(笑)
上記の画像の赤丸内が基本的な流れですので見比べながら進めると分かりやすいかもしれません。
さてここから食品輸入届提出までの3ステップです。
※Amazon欧米輸入の仕入れを基本としています。
①食品輸入届の記入
輸入仕入れをして約1週間後「食品届が必要でまだ通関手続きができない」とメールが来ます。
そうしたらまずこちらから輸入届を2通印刷します。
記入しなくていい箇所もありますがここでは省きます。一回完成すれば楽勝なんでまずはここをみながらトライしてみてください。
改めて注意ですが必ず2通印刷し記入してください。
分からないことは検疫所に相談室がありますので電話して聞きながら進めるとスムーズかもしれません。ただ相談室の対応はくそ悪いので心穏やかな時に電話するように。
②食品輸入届の提出
出来上がった輸入届2通を検疫所に提出します。
封筒の中身は
・輸入届2通
・返信用封筒
輸入届は一通検疫所保管、一通は返送されます。切手貼ってある返信用封筒を入れ忘れたらまた色々と時間が掛かりますので入れ忘れないように。
提出先住所は管轄の検疫所で保管倉庫場所で変わってきますので、通関代行業者(フェデックス等)からのメールに記載されている住所を確認して下さい。
検査不要で食品等輸入届出済証発行される目安は約2日、審査が終わりましたら印鑑押された輸入届出1通返送されてきます。
③返送されてた原本を提出
んで返送されてきた1通を通関代行業者に郵送又はデータをメールで送信します。
勿論通関代行業者が通関手続きを行いますので輸入元である私たちがやることは以上になります。
記入→検疫所提出→1通返送→税関提出と、ざっくりこんな感じです。
もし検査が必要でしたらまた工程や対応が違っています。
素材証明者や衛生証明書、仕入れ元からの成分分析表など求められ面倒くさい上、それなりに費用もかかります。
どの素材が検査不要なのかはまた別の記事にします。
もちろんこれを知っておくだけで差別化になりますので限定記事にしますが。